ご飯をちゃんと噛むことでいい効果があるって本当？

米は、日本人の食生活の中でも特に大切な食材の一つです。しかし、その米を美味しく食べるには実は噛むことが大切なんです。もちろん噛むことで唾液が分泌され、消化が促進にも繋がります。また、よく噛むことで味が広がり、香りや食感もより楽しめるといわれています。

よく噛むことでお米の中のでんぷん成分が出てきます。このでんぷん成分はお米の味にかかわる大事な要素です。そのでんぷんが噛めば噛むほど味に広がりを持たせます。旨味や風味が引き出され、美味しさがより一層増すともいわれています。他にも、噛むことで健康面でも良い影響があります。噛む回数が多ければ多いほど唾液が分泌され、消化吸収にも良い影響を与えます。

噛むことでの効果とはどんなものがあるのでしょうか。先述した食べ物を十分に噛むことで、消化吸収にとても効果があること以外にも効果はあります。しかし、悲しいことに忙しい現代人の食生活においては、十分に噛んでいない方が多いのも事実と思います。では効果のご紹介です。１つ目、飲み込む前に、よく噛むことで、お腹の調子を整える一助になります。２つ目と３つ目は、しっかり噛むことで、あごの筋力が鍛えられたり、嚥下能力という喉の筋力向上にもつながります。あごや喉が鍛えられることで、例えば喉であれば、呼吸機能を高めることに繋がったり、発声など声を出す能力の維持向上に繋がったりします。あごは顔のしわやたるみ、二重あごの改善に繋がったりします。これを聞くと、ちょっとよく噛まなくちゃと一番感じている店主でございます。